PENTAX SP

 まるで入手できるのを予測していたかのように、このページを作ったと思ったら本当にSPをいただいてしまいました。勤務先の社長のSPを紹介していたのですが、本当に自分のところにきてしまいました。今後はほしいカメラのページをどんどん作れば集まってくるのかな???(冗談です)。

 

 私の手元にやってきたSP一式です。SPボディ・スーパータクマー55mmF1.8・135mmF3.5・クローズアップレンズ・外付け露出計・フラッシュ取り付け用部品・マグニファイアー・ケーブルレリーズ・ケース一式。ここまで全部ペンタックス純正です。並べ忘れましたが、ボディのケースと135mmのケースもあります。35mmF3.5用のケースもあるのですが、レンズはありません???。ほかに双眼鏡・レンズクリーナー、ここにはありませんが、ポラロイドもいただきました。
 だいぶ長い間使われていなかったようで、埃や、電池の液漏れなどもありましたが、5時間くらいでピカピカになりました。TTL露出計の電池はペンタックスでアダプターを購入してLR41を使ってますが、メーターの動きがかなり遅かったり、性能も?なので、単体露出計と組み合わせて使用したほうが良いかもしれません。TTL測光ですが、絞り連動が無い時代なので、絞り込み測光です。レンズマウント脇の測光ボタンをONにすると絞り込まれ、露出計が動きます。もちろんメカニカルシャッターなので自分でシャッター速度・絞りを露出計を見ながらあわせる必要があります。ちょっとシャッターの精度が気になるのと、巻き上げ時にまれにミラーアップしてしまうので、お金ができたらオーバーホールに出そうかと思います。ペンタックスに確認したところ約2万円でオーバーホールしてくれるようです(高い・・・)。
 ファインダーの倍率が大きく、眼鏡をかけていると全体が見えないのと、ファインダースクリーンが非常に見にくいのが不満ですが、キャノンRMと同世代と考えると、コンパクトですし、きれいなデザインで、こちらのほうがずいぶん良く出きているとおもいます。
 レンズは何の問題も無いようです。描写もきれいで、さっそく作品集に取り上げてみました。このカメラはレンズマウントがM42スクリューマウントで、ようするに4回転くらいのネジです。レンズ交換が非常に面倒なのですが、ロシア製のレンズなどが使えるのでいろいろ楽しめそうです。

 

勤務先の社長のSP

 勤務先の社長のカメラです。一眼レフの基本形を完成したといわれるペンタックスSPです。水銀電池が入手できずに困っておられましたが、インターネットで検索したところ、アダプターなどの情報が得られ、また使えるね、と喜んでおられました。アダプターを購入したそうです。

 当時としてはすばらしく、50mmF1.4のレンズです。SPはスクリューマウントなので、現在のKマウントとは互換性がないのが残念です。状態は傷などはほとんどなく、少々埃が有る程度で、すばらしいです。オリジナルのレンズキャップもただかぶせるだけにも関わらず無くなっていませんし、ケースもオリジナルのままです。ストラップにはレンズフード入れがついており、これまた純正のフードが入っています。

 私の所有しているキャノンRMと同時期の物ですが、TTL露出計が内蔵されていたり、デザインの完成度も高く、人気があったのも当然でしょう。

 SPはファンも多いし、社長も最近のカメラより遙かに気に入っているそうなので、これからも大事に使われることでしょう。


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